日本の10月ならでは! ゲン担ぎオススメ4選【グレース椿宮の開運ゲン担ぎ】

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「グレース椿宮の開運のゲン担ぎ」にようこそ!
こんにちは、グレース椿宮です。10月になって、すっかり秋めいてきましたね! 芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋……この時期、皆さんは何が楽しみですか? 私の楽しみは、秋祭りと栗拾いとぶどう狩り! さて、今月は、皆さんに日本の10月ならではのゲン担ぎオススメ4選をご紹介します。

グレース椿宮(GRACE Tsubaki)

解決士/占星術師。宿命・バイオリズム・統計学・心理学を取り入れた手法で、数々の有名占いを手がける。芸能人やプロスポーツ選手を含む個人鑑定のほか、メディアでの執筆を行い、2003年『週刊文春』臨時創刊号から出版された「ビジネス戦国武将占い」は2万7千部を突破(別名義)。2019年に探偵事務所を設立し、難解な詐欺事件を数多く解決。野生動物と洋画が好きで、Vシネマも毎日見ている。実は元モデルで1ダース猫のママ。

Resolutionist/astrologer. Using destiny, bio-rhythm, statistics, and psychology, she has practiced astrology for various years.
Aside from individual consultations , including celebrities and professional athletes, she has written Warlord Horoscope for ”Weekly Bunshun" Special issue published in 2003 and made more than 27,000 copies.
She has solved puzzling fraud cases numerous times since she established her detective office in 2019.
She likes wide animals and movies. Former model and owner of one dozen cats.

1:八百万の神々が大集合!「出雲大社」でゲン担ぎ

日本では10月を「神無月(かんなづき)」とも呼びますが、その由来は、神々が会議のために「出雲の国(島根県)」に集まり、他の地域から神様がいなくなるといわれるからです。一方で、神々が集まる出雲の国のほうでは「神在月(かみありづき)」と呼んでいます。

ゲン担ぎ・出雲大社の写真

この神々の会議では、人間があらかじめ知ることができない出来事や、人々の「ご縁」を決めるのだそうです。そんなスゴイ会議が行われる今月、八百万の神々が集まる出雲大社へ出かけるのはいかがでしょう? 心身と人生の環境を整え、「ご縁を起こす」ゲン担ぎに最適な機会!

また、摂社の「素鵞社(そがのやしろ)」は、御砂を持ち帰ることができるので、エネルギーのお裾分けを有り難く頂戴しましょう!

どこか行きたいけれど行き先が決まってない人は、ぜひ今月の出雲大社でゲン担ぎを! 神々しいエネルギーに包まれるかもしれませんよ!

2:神様も衣替え!?「衣替え」でゲン担ぎ

1年を通して気温や天候が変わりやすい日本では、年に2回の季節の変わり目に、衣服や小物の入れ替えをする「衣替え」をします。一般的に、6月1日と10月1日です。

この「衣替え」、実はゲン担ぎの要素がたっぷり。

衣替えを行う際は、これまでの季節に身に着けたものをキレイに洗ってから収納しましょう。これをしないと、邪気が溜まってしまい、良いご縁も遠ざかってしまいます。新しい衣服を出すときも、吊るしたり広げたりして、「気」を通してから着るのが効果的。

1年を通して着られる衣服もありますが、衣服には、そのときの感情や出来事のタネが蒔かれていますから、着る前と脱いだ後には、手やブラシ等でシッカリ「祓う」ことをオススメします。

ゲン担ぎ・衣替えの写真

三重県にある伊勢神宮では、毎年5月14日と10月14日に、絹と麻の反物、御針や御糸をお供えして天照大神に衣服を奉げる「神御衣祭」という祭事をおこないます。
一般的には、神様の衣替えのお祭りとされていますが、古い文献によれば、新しい衣服を捧げることで、神様の力が増すよう願うものだと考えられているそうです。

私たちの衣替えもパワーの入れ替えだと思って、クローゼットと衣服の通気を心がけ、「邪気」を祓い、新鮮な「気」を通して心身を整えましょう!

3:土を掘り起こすな秋土用!「やってはいけない」ゲン担ぎ

「土用の丑の日」という言葉を聞いたことがありますか?
「土用」とは、立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれの前、約18日間をいいます。

この期間は、季節の変わり目の不安定さが現れるので、体調を崩したり、仕事や恋愛、人間関係の行き違いなどが起こりやすくなるといわれています。足元が不安定になるといわれていますから、人やお金や物事との接し方に気をつけたい期間ですね。

ゲン担ぎ・土いじりの写真

さて、この土用の期間、土を司る「土公神(どくじん)」という神様の支配下にあるため、「土を掘り起こしてはいけない!」といわれています。でも、農作業などは18日間も手をつけないわけにはいきませんよね。
実は、土用の期間中でも土公神がお留守になる「間日(まび)」という日があり、その日に農作業をする人も少なくありません。

土用の期間に、「土いじりをしない」のもゲン担ぎのひとつ。そして、「土いじりする」ときは、間日を選びましょう。

2019年秋土用:10月21日~11月7日
間日:10月25日・27日・29日、11月6日

4:日本独自の文化! 十三夜の「お月見」でゲン担ぎ

日本には「お月見」といって、お供え物をして美しい月を眺めながら宴をひらく風習があります。
行われるのは、旧暦の8月15日の「十五夜」と、9月13日の「十三夜」。ちなみに2019年の十三夜は、10月11日です。
十五夜は『十五夜お月さん』という歌になり、十三夜は樋口一葉の小説『十三夜』というタイトルにもなりました。なるほど、それほど人の心を動かす美しい月だということがわかりますね。

ゲン担ぎ・お月見の写真

お月見には「秋の七草」と、お月さまを模した「月見団子」をお供えしますが、ゲン担ぎを後押ししてくれるのが、秋の七草の中にある「すすき(尾花)」です。

「すすき」は、古くから神様の依代(よりしろ・神様が一時的に宿るもの)とされる稲穂の代わりとして、魔除けや邪気祓いの効果があると信じられています。お月見が終わったあとも、「すすき」を吊るす風習が残っている地域もあるようですよ。

他にも、農作物や果物などお供えしますが、ブドウなどツルのあるものは「繋がる」ことから、縁起の良いものとされています。
皆さんも良いご縁があるように、ツルのあるものをお供えして、お月見でゲン担ぎいかがですか?

2109年の10月は、日本にとって特別な月!

2019年の10月は、新天皇陛下が即位を宣明する「即位礼正殿の儀」も執り行われるため、日本にとって特別な月です。このようなときはめったに訪れませんから、人生の新しい流れをつくりたい人は、この2019年10月の流れを活用してゲン担ぎを始めると良いですよ!

皆さんのもとに、良いことがたくさん訪れますように! それでは、また来月お会いしましょう。